就活プログラム

あと少しで4月ですね。4月になると作業所きたのには高等支援学校を卒業された学生さんが通所します。
同じくスタートするのが2年目のメンバーさんの就職活動です。

今回は、作業所きたので行われている就職支援の「就活プログラム」についてお話しますね。

就活プログラム(就プロ)は」月に一度土曜日に開催されます。講師は、ハローワークや面接同行、就職後のフォローを行う就労担当のMさんと所長で、受講時間は90分です。(現在はコロナの影響で短縮となっております)

メンバーさんは、一年目と二年目で時間を分け、就職活動や就職後必要な知識を学び、進捗状況に合わせ座学、履歴書記入、面接練習などを行います。
今回2/19(土)はスーツ着用での参加となりました。(普段見られない貴重な日です♪)

2年目メンバーさんは面接練習と座学に分かれ、座学では長く働くうえで大切なことを学びました。

①「毎日、通えること」

これは遅刻・欠席をしないことも重要です。
それをしてしまうと他の人に負担をかけ、不満が出ます。会社からの評価も下がります。
そして【一度信用を失うと回復が難しい】ということ。

②「コミュニケーション能力」

相手に言われたことをしっかり受け止めてやること。言われたことを理解することはもちろん、やることが大事です。
少ない人材で効率よく動かしていくために、上司は指示をします。
納得いかなくとも、文句があろうとも指示通り動けるかどうかが問われます。


人材不足の昨今、少ない人材で利益を回す会社が増える中、遅刻や欠席、コミュニケーションがとれない人は就職が難しいかもしれません。

1年目メンバーさんは、初のスーツ着用です。ボタンやポケットのマナーを確認。ネクタイの結び方も教わりました。

座学では就職するために必要なことは何かを学びました。
メンバーさんの意見として三点が挙げられました。
・素直に話を聞き入れること
・礼儀正しいということ
・働く意欲、気持ち

Mさんからは、1年目のメンバーさんに対しても毎日通えること、コミュニケーション力の説明がされました。(とても大事ということなのです!)
働く意欲については、動機がなければ自ら「働きたい」という人は少ない。【お金がないと生活できない】などの「やりたい」より「やらなければいけない」という義務感から始まる意欲があります。

まだ1年目のメンバーさんはピンとこないかもしれません。具体的な就活プランについてもスタッフからの声掛けで徐々に芽生えてくるものです。
4月から本格始動する就職活動へ向けて、徐々に気持ちの切り替えができればいいですね。

スタッフは日々メンバーさんに声掛けや指導をしています。ときには厳しいことも言うかもしれません。でもそれは、メンバーさんが就職できるよう・就職後にも困らないよう導きたいという願いがあるからです。

ファイト!就活!

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